ART PEPPER アート・ペッパーおすすめ CD 名盤&代表アルバム

研ぎ澄まされた陰影美ある作品を残した破滅型の天才。後期は頻繁に来日し、日本のジャズファンの絶大な支持を得た。

Art Pepper:アート・ペッパー:1925年9月1日カリフォルニア生まれ。1982年6月15日死去。

1943年、18歳でスタン・ケントン楽団に入団。スターソロイストとして活躍。1951年の初リーダー作を始め作品を残すも麻薬のため投獄。55年の出獄以来、タンパ、ジャズ・ウエスト、イントロなどに名作を吹き込んだが、麻薬が断ち切れず再入獄。1975年に本格的な復帰を果たし、77年以降5回の来日をするなど精力的に活動を続け、復帰後の人気も絶頂にあったが、82年57歳にて脳溢血のため急逝。


アート・ペッパー おすすめCD 名盤アルバム Best5

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タイトル下の日付は録音日です。パーソネルも記載しています。

アート・ペッパー前期については、この新ジ談が2017年に発足して、第2回目のアーチストとして、2017年7月にオススメ盤を選定しました。その後の試行錯誤の中で、3人による選定方法を見直し、概ね確立してきたところです。そこで、2022年、クリフォード・ブラウンとペッパーについては再選定を行いました。ペッパーの①~③位は、結果的に変わりませんでしたが、サイド盤①として選定していた「マーティ・ペイチ・カルテット」をオススメ盤⑤に、選外であった「アート・ペッパー・カルテット」が新たにオススメ盤④となりました。選に漏れた中で健闘したのは、ペッパーの「プラス・イレブン」と「サーフ・ライド」、テッド・ブラウンの「フリー・ホイーリング」でした。

復活後の後期については、ベスト5の対象とせず、hand氏の個人研究を中心に掲載されていますのでご覧ください。サイド盤②であったフレディ・ハバード盤「ミストラル」はサイド参加盤3に掲載されています。


おすすめ盤① ART PEPPER MEETS THE RHYHTM SECTION  アート パッペー ミーツ ザ リズム セクション

1957年1月19日

Contmporary

おすすめ度

hand    ★★★★★

しげどん★★★★★

ショーン★★★★★

タワーレコードでいろいろなバージョンを検索↓

Art Pepper(as) Red Garland(p) Paul Chambers(b) Philly Joe Jones(ds)

モダンジャズ史上に残るペッパーの最高作品

ジャズの歴史的名盤の1枚。「モダン・アート」とそう録音時期は変わらないが、ドラムの違いとレーベルの違いによる録音のクオリティの違いがはっきりとしていて、結果的にサックスの音も良く鳴っている。ペッパーは、一応ウエスト派のアルトだが、イースト的な音の強さを持っているのが特徴。もちろん繊細さもぴか一ではあるが、ペッパーの張りのある音色とマイルスのリズムセクションのガチンコ勝負したこの盤、録音の良さも相まってモダンジャズ屈指の名盤の1枚となった。ペッパー側主導と思われる選曲も、マイルスのリズム隊共演という意味では共通の「ゲッティン・トゥゲザー」よりも格段にいい作品となった理由だと思う。⑨バークス・ワークスとおまけ曲の⑩ザ・マン・アイ・ラブが東っぽい選曲だが、ペッパーは自分流に仕上げている。(hand)

メンバーが素晴らしい。それぞれが個性も発揮しつつ、ペッパーのカラーをしっかり維持してのセッションとなった素晴らしいアルバムだ。私的には特にポールチェンバースのアルコが大好きだ。アルバム全体で統一された明るく楽しい雰囲気があり、陽のペッパーが聴ける名盤中の名盤だろう。(ショーン)

陰影あるペッパーに対しザ・リズムセクションはいささか元気良すぎ?と思うのは私の意見。でもそれをジャズならではのスリリングな対決と評価するかどうかは好みの問題。ペッパーのソロに関しては聞き所が多く、名盤であることは異論の余地なし。イマジネイションのソロなどは至高の極みだ。(しげどん)  

※この録音にはいろいろエピソードがあります。

当時の妻ダイアンは、東海岸の一流プレイヤーとの初体面にペッパーが極度に緊張する事を恐れて、当日の朝まで彼に録音の予定を知らせていなかったそうです。また、裏面のレスター・ケーニッヒ(コンテンポラリーのオーナー)によるライナーには、ペッパーは2週間演奏から遠ざかっていてサックスのネックのコルクが壊れていて演奏できる状態ではなかったと書かれています。

レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズという当時全米一のリズムセクションとの初対面セッションで、しかもそんなコンディションでいきなりこんな名盤を録音するとは尋常ではありませんね。やはりこの時のペッパーは神がかっていたようです。


この「you d be so nice to come home to」は、いろいろな場面で取り上げられた名曲。ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンの名曲はテレビCMにも使われました。→クリフォード・ブラウンの項目参照

→YOU TUBE を参照

  

村上春樹さんは、アート・ペッパーのファイバリット・トラックとして、このアルバムの「ストレート・ライフ」を選んでいます。(ポートレイト・イン・ジャズ)村上春樹氏の言葉をそのまま引用すると「3分58秒の中に自分のすべてを吹き込もうとしているみたいだ・・・」それは、ペッパーが自分の伝記につけたタイトルそのもの・・そのとおりだったんですかね。 →村上春樹 項目参照ください。

  

このジャズ批評は、ペッパーがこの録音への思い出を語ったインタビューなど、読み応え充分



おすすめ盤② MODERN ART/Art Pepper  モダン アート/アート ペッパー

1956年12月28日

1957年1月14日

intro

おすすめ度

hand    ★★★★★

しげどん★★★★★

ショーン★★★★★

Art Pepper(as) Russ Freeman(p) Ben Tucker(b) Chuck Flores(ds)

ペッパーとマッチしたリズムセクションでの最高作品

私のイチオシはこれ。リズムセクションが陰影のある彼の特徴をよく引き出している上、アルバムとして、曲順や選曲がよく考えられていて完成度が高く、ジャケットデザインも格調があり、かって幻の名盤化された理由がわかりる。ぜひアナログ盤で聴きたい一枚。(しげどん)

静かに語りかけるようなペッパーのタメの効いたアドリブが素晴らしい。ベースのベンタッカーが、しっかりと底支えし、静謐な中に厚みと暖かみが感じられる名演。(ショーン)

CDは、セッション別の編集だが、アナログ時の、ブルース・インで始まりブルース・アウトで終わるアナログの曲順に並べて聞くことをおすすめする。その後、気が向いたらおまけのサマータイムを聞くべきと思う。「ミーツ・ザ・リズム・セクション」と比べると、サックスの音色に勢いが多少弱く感じるのは、レーベルが弱小で録音機材のせいなのかもしれない。ただ、結果的に、それが陰影を生み出しているとも言える。①ブルース・イン、ベースとアルトのデュオのブルース。名作の幕開けを告げる感じだ。②ビーウィッチド、明るさもあり憂いもある素晴らしいバラード。③君微笑めば、ペッパーは素晴らしい。ピアノのラス・フリーマンは西海岸なので当たり前なのだが、西海岸風でスイング感が弱い。④クール・バニー、こういう激しい曲のときに、西海岸ドラマー、チャック・フローレスは、ドライブする感じが出ないのが残念だ。⑤ダイアンズ・ジレンマ、この演奏は西海岸臭が強いく、あまり得意ではない。⑥サボイでストンプ、4人がまとまっているいい演奏だ。4バースのドラムはイマイチ。⑦恋とは何でしょう、ハードな締まった演奏。⑧ブルース・アウト、再度、ベースとのデュオのブルースで幕を閉じる。この作品の第二の主役はベースのベン・タッカーだと思う。ドラムのチャック・フローレスのドラムがもうちょっと強力だったらこちらを第一位に推した可能性もある。⑨おまけのサマータイム。内容は悪くないが、録音がややエコー気味なのが残念。(hand)

※CD購入の場合はいろいろと編集されたものがあるので収録曲を確認してください。

アマゾンのリンクを貼った上→コンプリート・アラジン・セッションは、追加の曲で「サマー・タイム」「ダイアンズ・ジレンマ」の別テイク収録。さらに「魅惑のリズム」「ウエッブ・シティ」「ビギンザ・ビギン」も収録されていますが、モダン・アートとは異なるオメガ・セッションの別テイクです。またLPの曲順と異なります。

下→モダンアートは、オリジナルLPと同じ曲順で同じ内容のものです。 



おすすめ盤③ ART OF PEPPER(OMEGA Session) /Art Pepper オメガ セッション/アート オブ ペッパー   コンプリート アラジン レコーディングス

1957年4月1 & 2日

Omega Tape→Alaⅾdin

↓一番のおすすめフレッシュサウンド盤

おすすめ度

hand    ★★★★★

しげどん★★★★★

ショーン★★★★☆

Art Pepper(as) Carl Perkins(p)  Ben Tucker(b) Chuck Flores(ds)

音源はいろんな経緯があるが…とにかく演奏は素晴らしい!

オリジナル発売はオープンリール、でテイチクから初めて日本盤が出た時の第2集が世界初LP化とされていた。 この時点でサマータイムはまだ入っておらず、テイチク盤しか持っていない私は悔し涙にくれたのであった。ブルーノートのLTシリーズでも出たことがあり、またトリオ盤は音が良いとか、いろんな説があるので、SJDでも継続的に要研究の音源です。(しげどん)

第3位は人によって意見が分かれると思う。いい曲のペッパーは本当にいいので、隠れ名盤の、いわゆるオメガ・セッションを推したい。当初、オメガのオープンリール・テープ2巻で発売され、レコード化したときに音が悪く、これも減点要素で、今、デジタル時代になり、かなり音が良くなりCDになって、1枚になった。媒体による音質の問題は多少はあるが、ペッパーの素晴らしさから、ほとんど気にならない。リズム隊も、安定したプレイを聞かせる。サマータイムは、モダン・アートの未発テイクより、こちらがいい。近年まで未発だった、ブルース・ロックとロック・ブルースは、ジューク・ボックス用の踊れる音楽として録音したのかと思われるリフ曲で、無くてもよかった。(hand)

カールパーキンスとペッパーの最高のコラボレーション!常に余韻を感じさせるペッパーの柔らかなプレイとパーキンスのハードな鍵盤タッチが、表裏一体となった名演  小気味良いリズムに乗ったペッパーとパーキンスの掛け合いは息ぴったりで素晴らしく、完成されている(ショーン) 


オメガセッションの経緯

オメガテープ発売当時の広告 フレッシュサウンド盤ブックレットより
オメガテープ発売当時の広告 フレッシュサウンド盤ブックレットより

※録音日や経緯もはっきりしないナゾの多い録音でしたが、上記フレッシュサウンド盤のブックレットでかなりナゾが解けました。

1、オリジナルはオープンリールのテープ二巻だった・・

   当時資金難だったアラジンレコード(イントロの親会社)が、録音資金を出し渋るので、プロデュサーのドン・クラークが、当時新技術として注目されていたテープ録音に眼をつけ、オメガテープ社に、ペッパーの先行発売の権利と引き換えに録音実施を依頼したのが発端。

オメガ社がテープで発売した後、LP発売が予定されていましたが、アラジン社は資金難で身売りし、この音源は長らくオメガ社に保管されたままになって、幻化してしまったという事です。

テープの発売は1957年でした。

Baccarola社のジャケット
Baccarola社のジャケット
テイチク盤の二枚
テイチク盤の二枚
トリオ盤ジャケット
トリオ盤ジャケット

↓フレッシュサウンド盤;音質も素晴らしいが、ブックレットも読み応えがある。

2.初LP化はドイツ  ついで日本のテイチクが・・・・

まずは独Baccarola社から一巻目だけがLP化されました。幻のレコードです。 

続いて1975年 日本のテイチクから、二枚シリーズで発売されました。ALL TIME JAZZ 1500 という廉価盤のシリーズで、ついに幻の名盤がLP化され、我々庶民も手ごろな価格で聴けるようになりました。

しかも第一集は上記Baccarola社と同じなんですが、第二集は初めてレコードになった幻の音源5曲(オリジナルオープンテープでのみ発売)が収録されていおり、全11曲でした。(ロングアゴー・アンド・フォア・アワエイ、アイ・キャント・ビリーブ・・・、魅惑のリズム、ウイザウト・ア・ソング、そよ風と私)  

さらに1979年にトリオからART IS ARTのタイトルでの二枚シリーズで再登場。オリジナルのテープにも未収録だったサマー・タイムの初収録と、魅惑のリズム、ウエッブシティ、ビギン・ザビギンの別テイク入りで、上記11曲+4曲。アナログ盤では、この15曲入りが決定打だと思われます。


↓モダンアートのコンプリートアラジンバージョン  オメガセッションの別テイク3曲を収録

3.CD化以降

現時点で入手できるもっとも完璧な音源はフレッシュサウンドから発売されているもので、二つの追加曲(ブルース・ロック、ロック・ブルース)が収録されています。この二曲は、現時点ではこのフレッシュサウンド盤以外では入手不可能です。ただし、コンプリート・アラジン・セッションのモダン・アートに収録された「ビギン・ザ・ビギン」「魅惑のリズム」「ウエッブ・シティ」の別テイクは収録されていません。

このフレッシュサウンド盤に付いている英文ブックレットはペッパーファン必読のかなり面白い読み物です。

56年6月の出獄以降の復帰というペッペーのもっとも輝かしい時期の事実がたくさん記録されています。

ちなみにコンプリート・アラジン・セッションと題された3枚シリーズのうち二枚目の「モダン・アート」には、おまけとして、このセッションの別テイク上記3曲が入っています。

→オメガセッション経緯 ブログ記事もぜひお読みください。 



おすすめ盤④ ART PEPPER QUARTET   アート・ペッパー カルテット

1956年11月23日

Tampa

おすすめ度

hand    ★★★★☆

しげどん★★★★★

ショーン★★★★★

Art Pepper(as),Russ Freeman(p),Ben Tucker(b),Gary Frommer(ds)

ペッパーの代表曲「ベサメ・ムーチョ」収録の人気盤

元気なアートペッパーのアルトは、声高らかに天空に響き渡り、夜空の天の川から星屑がこぼれ落ちてくるようだ。ラスフリーマンのピアノは、少し余裕が無い感じだが、それをカヴァーして余りあるペッパーの勢いは素晴らしいものがある。特にdianeの優しい音色とbesame muchoのボサノヴァ調でキレのある演奏は何度も何度も聴きたくなる習慣性のあるgoodなフィーリングだ。(ショーン)

この盤の人気の一曲はベサメ・ムーチョだし、もちろん悪くはないのだが、私には全7曲中5曲のペッパーのオリジナルがさらに魅力的だ。ここでのミディアムテンポのオリジナル曲はつややかでスムーズな当時の彼の魅力を引き出している。(しげどん)

ペッパーは快調で、リズム隊との相性もいい。速い曲は快適に、バラードは甘さを排していい感じだ。ラス・フリーマンも、いつもの西海岸的な慌ただしいピアノではなくエレガントだ。有名な⑤ベサメ・ムーチョは、やはり必聴の名演だ。(hand)



おすすめ盤5 MARTY PAICH QUARTET  マーティ・ペイチ カルテット  フィーチャリング アート・ペッパー

1956年7月17日

Tampa

おすすめ度

hand    ★★★★☆

しげどん★★★★☆

ショーン★★★★☆

Art Pepper(as) Marty Paich(p) Buddy Clark(b) Frank Capp(ds)

実質的にはペッパーのリーダー作。全盛期の必聴の一枚

ペッパーの前期に相性が良かったピアニストは、ラス・フリーマン、カール・パーキンス、ハンプトン・ホーズなど数人いる。中では、マーティ・ペイチが、かなり合っている。ただ、この盤はペイチのリーダー盤ながら、事実上、ペッパーのリーダー盤として聞いても違和感はない。同じタンパの双子盤のような「アート・ペッパー・カルテット」とは甲乙つけがたい名盤だが、ピアノと選曲の違いで、多少の違いが出ている。どちらも全体として上位3作と比べると、演奏時間の短さが原因かもしれないが、あっさりして薄味だと思う。ペイチは、基本的には、ピアニストというよりもアレンジャーだが、トリオでの盤もあり、ピアノも結構上手くて、落ち着きのある優雅なピアノを弾く。この盤の有名曲は②貴方と夜と音楽と、だが、私の趣味としては貴方夜はトランペットかピアノ向きの曲で、①ホワッツ・ライト・フォー・ユー、の方がカッコよく感じる!ベースのバディ・クラークも太い音色でいい感じで、フェイドアウトがちょっと残念。調べてみるとこの曲、意外と演奏されてなくて、ボーカルのアイリーン・クラール、リナ・ホーンくらいしかなく、隠れ名曲だ!⑤虹の彼方に、も短いながら美しい。(hand)

マーティ・ペイチのリーダー作だが、実質的にはアート・ペッパー・カルテットだ。ペッパーが出所したのは1956年6月。タンパのロバート・シャーマンの証言によると、このレコードの録音は1956年7月17日という事で、復帰後の最初の正規録音盤である。ミディアム・テンポの「貴方と夜と・・・」が有名だが一曲目の「ホワッツ・ライト・・・」のしっとりとした出だしの雰囲気もいい。でもなぜかフェイドアウトしてしまうのが、いつ聴いても違和感がある。A面最後の「Over The Rainbow」はショーティ・ロジャースと吹き込んだ名演の再演だが、これに関してもオリジナルのロジャース&ジャイアンツのバーションに軍配をあげたい。(しげどん)

優しい音色のペッパーは澱みがなく、マーティペイチの雰囲気のあるピアノとのマッチングがとても良い。全体を通して澄んだ爽やかな印象のアルバムだ。(ショーン)

※実はこのマーティ・ペイチは長らく正しい録音日が不明でした。

1956年7月17日ということが判明し、ペッパーが刑務所出所後に始めて録音した復帰第一作ということが判明しました。これも上記フレッシュサウンド盤のブックレットからの情報です。

※マーティ・ペイチのアレンジが出色の「プラスイレブン」は1978年のインタビュー(JAZZ批評)の中で、ペッパー自身が彼のフェイバリットアルバムと言っています。

内容は、サブタイトル「Modern JAZZ Classics」のとおり、ラウンド・ミッドナイトをはじめとする有名曲のオンパレードなので聞きやすい一枚です。有名曲を覚えるのにはいいかも・・・(しげどん)


関連するマーティ・ペイチの主要作

The Broadway Bit

ザ・ブロードウエイ ビット/マーティ・ペイチ

これが通称「踊り子」

踊り子が「ダウンビート」を読んでいるという凝ったジャケットなのでアナログ盤で欲しくなる。

内容はタイトル通りブロードウエイの有名ミュージカルスタンダード集なので聴きやすい。

I Get a Boot out of You

アイ ゲット ア ブースト アウト オブ ユー/マーティ・ペイチ

これが「お風呂」

踊り子の続編で、こちらはジャズのスタンダードナンバー中心の選曲。エリントンの曲が多く、前作に比べてよりジャズっぽい内容だ。